積極損害

積極損害は被害者が交通事故のせいで出費をせざるを得なくなった損害のことをさします。請求項目は多岐にわたり、その総額を加害者側に対して支払いを求める形になります。なお、実際には積極損害だけでなく消極損害や慰謝料も合算して、示談金として支払われることになるのが一般的です。

入院積極損害の請求項目に含まれている主なものとしては、治療費、通院交通費、付添看護費、入院雑費といったものをあげることができます。ほかにも車椅子、入れ歯、盲導犬、義足、義眼などを買い求めるためにかかるお金、この先間違いなく受けることになる手術・治療にかかるお金、後遺症害によって浴室、トイレ、出入口、車などを改造しなければいけなくなった場合にかかるお金、被害者が命を落としてしまった場合の葬儀にかかるお金も積極損害の請求項目に含まれています。

また、交通事故の加害者は不法行為をしたこととなり、不法行為による損害をめぐる法的な争いでは、弁護士費用の一部が加害者側の負担になるケースがあります。しかしながら、加害者側の負担は100%になるわけではない点には気をつけなければいけません。実際に裁判によって認められるのは、かかる弁護士費用の10分の1ほどが限度額になるケースが多いです。

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